日本近視網膜研究会についてAbout

日本近視網膜研究会について

「日本近視網膜研究会」は近視と網膜分野の基礎的、臨床的研究の進歩発展を図り、もって学術の発展と人材の育成に寄与することを目的とし、それを遂行するために次の事業を行っています。

  • (1)国際・国内研究会の開催 原則年2回
  • (2)眼科啓発事業
  • (3)総会
  • (4)その他本会の目的達成に必要な事業

また、海外の学会でも通用するように講演会の発表や質問はすべて英語で行っています。

ごあいさつ(生野 恭司)

このたび東京医科歯科大学 眼科学部の大野京子先生と網膜疾患、特に近視に関する学術交流を行う『日本近視網膜研究会』を設立しました。

近視になる方は増え続けています。医療の発展により治療方法の選択肢も増え、ネットの普及で情報の収集も容易にできるようになりました。 これらは患者様にとっては福音となる反面、我々も常に情報収集と勉強が必要になります。

『日本近視網膜研究会』は学会・企業主導ではなく、若い医師の力を結集して、近視を学び、そしてこの領域を育てていくものです。 当研究会の特色としましては網膜疾患(特に近視性疾患)に焦点を置き、格式張らず気軽に症例検討や講演活動ができればと考えています。
さらにグローバル化の進む日本ですが、眼科業界も同様です。そのため、海外の学会でも通用するように講演会の発表や質問はすべて英語で討論します。聴講だけでも結構ですので是非ともご参加ください。

医療法人恭青会 理事長
いくの眼科 院長
日本近視網膜研究会 代表世話人
生野 恭司

ごあいさつ(大野 京子)

強度近視(病的近視)では様々な合併病変が生じ失明の原因となっております。病的近視による合併症の診断および治療を研究し、失明を防ぐことを目的に2008年から日本強度近視眼底研究会、日本近視学会を設立してまいりました。

今回、新たに近視領域全体の啓発活動、そして国際的な舞台で活躍する若手の育成と学術領域の発展のため日本近視網膜研究会を設立いたしました。世界的にも強度近視による失明が重要な問題となっており、今後は世界有数の近視国であるわが国がリードし、近視及び強度近視の研究を行い発信し、強度近視に対する基礎的、臨床的研究の発展を推進し、失明予防に貢献してまいりたいと考えております。

東京医科歯科大学 眼科学 教授
日本近視網膜研究会 共同代表世話人
大野 京子